紅白歌合戦、アーティストのそれぞれ歌う曲が発表されましたね。
大学時代めちゃハマってた星野源さんの曲はなんだろうと思ったら、まさかの「地獄でなぜ悪い」。
この曲は2013年(11年前)にリリースされた曲なのですが、大好きな曲の一つなので紹介させてください。
タイトルからして「地獄」というワードが衝撃なのですが、聴いてみてびっくり、めちゃくちゃポップで明るくてめちゃちゃくちゃな曲なんですよ(語彙力)
ジャズ調のピアノがすごくカッコよくて、源さんの柔らかな声とのギャップがまた癖になる、そんな曲です。
たしかこの曲は源さんが蜘蛛膜下出血で入院された時の経験から作られたと思います。現に、MVにも入院中の男子の様子が出ています。
そうそう、こんなにかっこいい曲なのに、MVはめちゃふざけてるんですよ。
ドラえもん風の絵柄のアニメーション(←いいのか?)で、入院している男の子が病室で色んな患者のうめき声で眠れない時に、自分がヒーローになって美女を助ける妄想をして現実逃避するという内容。その節々に「男の子やなー」と思う描写があったりで、1人で見る分には面白いんですが、これを友達の前でカラオケで歌うのを学生時代は躊躇するくらい「厨二病」って感じの映像です。
ただ、当時はフルMVはカラオケの本人映像でしか観られないようになっていて、YouTubeに上がっているのは1番とクライマックスのみ。結局フルMVを見たいがために、泣く泣く友達に自分の趣味を曝け出していました。
「地獄でなぜ悪い」MVはこちら↓

この曲は同年に公開された映画「地獄でなぜ悪い」のエンディング曲で、源さんと二階堂ふみさんが主演のアクションコメディとなっています。
大学時代、TSUTAYAで借りて観てみましたが、カオス過ぎて正直一度観るだけではよくわからない…!
でも、ところどころにMVの「あのシーンか!」って場面が見受けられます。
言うなれば、「楽しい地獄」です。
地獄って「悪いことをした人が死後に行く場所」という、罪の意識を感じさせるイメージが強いですが、この曲の中の「地獄」というのは「現実世界の残酷さ」みたいなことを表しているように思います。
生きていること自体に辛さや痛み、苦しみを感じる…
それは闘病中のあの子や教室でひとりぼっちのあの子も思っていることかもしれません。
死の淵を彷徨った源さんならではの言葉には重みを感じます。
でもそれをものすごく明るくてハイテンポで気が狂ったようにめちゃくちゃにかっこいい仕上がりにすることで、この曲がすごく聴きやすくなっている気がします。
ただ地獄を進むものが悲しい記憶に勝つ
動けない場所から君を同じ地獄で待つ
今いる世界が綺麗でなくとも、地獄だとしても、ここで楽しく生きていくのがなぜ悪い!
そんな「現実が地獄のようで生きづらい」という気持ちをポップに受け入れてくれるこの曲が大好きです。
おわり