動画を投稿した次の日は大抵何もできません。
1本の動画を作るために撮影日を設けたり、撮影した動画を編集するのにも2~3日ほどかかるので、1週間くらいかかることもざらにあります。
そして、できた動画を何度も確認して、サムネイルや概要欄、各国の字幕も準備して、なんとかYouTubeに上げたときにはもうへとへとになっているんです。
なので大抵何もできず、たくさん寝てしまったり、ご飯を作るのもしんどくなったり…。
今日はお昼まで寝てしまって、買い物に行こうとしたら忘れ物をしてしまい、ただ何もせず帰ってきました。
あ~本当に今日はダメな日だ~
こんな感じで、動画を投稿するたびに小さな「燃え尽き症候群」となるわけです。
ただ、趣味とはいえかなりの労力が必要となるこの作業を、三日坊主の私が3年も続けていることに驚きです。
本当に、動画を作り始めるまではこれといった趣味もなく、ただただ勉強や部活動に打ち込む毎日。
大学のテスト期間が終わって長期休みに入ると、本当に何をしていいかわからず困ったり…。
好きなことって何なのか、全くわかりませんでした。
きっとあのころからすでに心が蝕まれていたのでしょう、食べたい物も全然ないし、やりたいことも全然ないし。
三大欲求である「食欲」も「睡眠欲」も全然なくて(今でもたまに何かに没頭するとなくなりますが…)、当時の自分は心の声が小さすぎて自分の気持ちが本当にわからなかったんだと思います。
そこから不登校になったり、パニック発作を起こしたりでいよいよ本当に自分の心と向き合わなくちゃという時期に、YouTubeの動画に救われておりました。
フィッシャーズのアスレチック動画やレトルトさんのゲーム実況、ハナモリさんの素敵なナイトルーティンの動画など、それはもういろいろです。
そのうちに、「自分と同じように自分の気持ちがわからず悩む人のお手伝いをしたい!」と思って動画投稿を始めることにしました。
自分の治療風景というか、生活スタイルを発信することで「自分と同じように悩んでいる人が他にもいるんだな」とか「ダメな自分がいてもいいんだな」と思ってもらえたらいいなと思ったのです。
そうして続けていくうちに、少しずつですがいろんな人に見てもらえるようになり本当に嬉しいですし、何より自分が一番伝えたい「自分を大切にすることがどれだけ重要なのか」ということが伝わるときもあって、本当に続けていてよかったと思います。
たまに「動画クリエイター」だから動画の編集や撮影機材に詳しいと思われたりもするのですが、正直なところガジェットには詳しくないしPCも全然強い方ではありません。
ただただ、自分の伝えたいことを発信する手段として、「動画投稿」という形を選んだだけなのです。
逆にそれがもしかしたらYouTubeを続けられている理由の一つなのかもしれません。
正直未だに、「こんなこと続けていていいんだろうか」とか「もっと他にやるべきことがあるんじゃないか」とかも考えます。
もしかしたらこうやってブログを書くことの方が向いているのかもしれないし(きっと向いている方ではないと思いますが)ラジオ配信の方が向いているかもしれないし、そもそも直接かかわりのあるカウンセラーなんかになった方が早いのかもしれません。
ただ、今は自分の心と向き合って「できること」を続けていくこと。
そんな風に「辞める理由」を考えるのを放棄しながら、どうすれば自分の負の感情を、自分の感じたことや学んだことを皆さんのためにメディアに変換できるかをいつも考えるようにしています。
なんだか真面目に書いてしまった…!
少しだけですが自分の「今日はダメだった~」という感情を昇華できたかも。
長々と失礼しました、今週も素敵な1週間をお過ごしください^^
おわり