信じるということ

最近、人を信じるって本当に大切なことだなあと感じます。

これはどんな人に対しても、自分自身に対しても。信じることの大切さを忘れないように、今日はここに書き留めておこうと思います。

勝手に期待・行動しないこと

相手を信じるって、相手に「こうしてくれるだろう、こうなってくれるだろう」と期待することじゃなくて、「この人がどうなっても、うまくやっていけるだろう」と思ってあげることなんじゃないかなあと私は認識しています。

よく「あなたのためを思って」と言って行動している人がいますが、きっとその真の部分には「あなたは私が幸せにしてあげられるんだ」という思いがあるのでしょう。

でも、相手の幸せは相手が決めることで、他人が決めつけて変えようとする権利はないのです。相手が助けを求めてこない限り、「あの人ならうまくやれるさ」と見守ってあげるだけでいいと思うのです。

人に対して「かわいそうだ」と思わないこと

悩みを持つ人の周りでよく耳にするのが「かわいそう」という言葉。私は正直この言葉が好きではありません。

私は病んでいるときに元カレに「もっと幸せになっていいんだよ」という言葉を浴びせられ、「私はかわいそうな人なんだ、彼といないと幸せになれないんだ」と洗脳されていた時期がありました。でも、コロナ禍で一人になってから「元カレに出会う前からうまいこと生きてこれたんだし、自分でなんでもできるじゃないか…!」ということにようやく気付いたんです。

「かわいそう」って言ってくる人は悪気はないかもしれませんが、「あなたはかわいそう、私が助けてあげるよ」って言われるより、「私はあんたを助けたいなんて思わないよ、だってあなたはきっとうまくやっていけるって信じているもの」って言われた方が嬉しくないですか?

「かわいそう」=「この人は不幸だ」につながっていることを忘れないでほしいです。

自分も一人の人として信じてみる

信じるというのは自分に対しても使えるものです。

私は自分のことが好きじゃなかったとき、一人になるのがとても怖くて、「一人でいること」=「嫌いな人と二人きりでいること」のように嫌でした。

自分が嫌いだから自分を責めたり、かわいそうだと思ったり、自分に期待しすぎたり…。今思えば、自分で自分を支配しているようなものでした。

それに気づいてからは、自分も一人の人として捉えてみることにしました。

自分の中に子供のような自分がいるイメージを持って、「あなたは今まで何とかやってきたんだから、これからもうまくやってけるよ!」「あなたは自分自身で幸せになれる子よ、大丈夫」こんな感じで、子供の自分を信じてあげることにしたんです。

そしたら不思議とほんの少しずつその子のことが「本当にできる子、大丈夫な子」と思えるようになってきたんです。

これをするようになったのは就職活動中で全然採用されていなかったのですが、それでも不思議と「全然大丈夫」と心から思えるようになっていて、これがほんとの「自信」なのだろうと実感しました。

丸ごと受け入れる

今回「信じる」という言葉で書いていきましたが、根本にあるのは「相手の考え方や価値観を変えようとしないこと」だと思います。

人には人なりの生き方があり、考え方があり、価値観があります。それを自分の思い通りにしようとしたり、批判してしまうと「信頼」が欠けてしまうのかなあと感じました。

自信を持ちたい、自己肯定感を高めたいと思っている方、一度本気で「信じて」みませんか?

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