みなさんは最眠れてますか?
寝るのが好きな方も、不眠症で悩んでいる方もいるかと思いますが、寝ることを楽しむ一つのアイデアとして読んでいただけると嬉しいです。
目次
私の睡眠
寝ることは好きではありませんでした。
寝ている間ってなにもできないから、私は寝ることが好きではありませんでした。
私は夜型な生活をしているのもあって、何か作業していたり面白い動画を見ていたりすると、「あー、まだ寝たくないな」とか「寝るのもったいないな」とか思って夜更かししてしまうことが未だにあります。仕事をしていた時は空き時間にやりたいことができない分、寝る時間がもったいないと思いがちで、かなり睡眠時間を削っていました。
眠るまでの苦闘
それに加え私は昔から寝つきが悪く、眠るまでにかなり時間がかかります。
修学旅行やお泊り会ではすぐに眠ることができないため、寝ているふりをして眠るようにしていました。
電車やバス、机でちょっと仮眠をとることもうまくできなくて、本当に疲れているときにしか眠れません。おかげで授業中は起きてられるのですが、疲れているのに眠れないのはとても苦痛でした。
不安でさらに不眠症に
そして不安障害になってからはさらに睡眠がとれなくなっていきました。
寝つきはさらに悪くなり、体がかゆく感じたり、不安なことや嫌だったことを思い出して悩み始めたり…。0時に布団に入っても眠れるのは朝5時なんてこともよくあり、眠れない自分が嫌で嫌で仕方ありませんでした。
しかも眠れない日が続くほど、どんどん眠れなくなっていくんですよね。体がずっと緊張しているので疲れもどんどん溜まって、でも眠れないのですごく焦ってしまうんです…。
睡眠の大切さ
ここまで私がいかに睡眠が苦手で嫌いなのかお話ししましたが、その睡眠もやはり大切な時間であることに気づきました。
体の調子がいい
これは言うまでもなく、という感じですが、やはりよく眠れていると元気になりますよね。体はもとより、頭が働きますし、肌の調子やおなかの調子もいい気がします。眠れない夜をたくさん過ごしてきたので、眠れた時の調子のよさは格別ですね。
逆に眠れていないと、眠いだけでなく食欲不振、頭痛、目のふらつきなど、本当に調子が悪くなるのと、一度不調になると眠れなくなってしまうという負のスパイラルに陥るので、なるべく毎日眠れるようにしたいものです。
気持ちが安定する
これが一番私の中で重要なポイントで、睡眠が足りていない時ほどイライラしたり死にたくなったりするんですよね。元気な時は気持ちが安定していることに気づきにくいんですが、気持ちが不安定な時はたいてい睡眠不足になっていました。
休職中で「何かしなきゃ!」と思っている時期なんかは、気持ちも体の調子も良くないまま動きまわり、余計にメンタルがやられるという繰り返し。
今では「まずは気持ちを安定させる」ために睡眠を意識するようになりました。
眠るためにしてみたこと
寝具にこだわってみる
私は一人暮らしを始めたてのころ、高さのあるニトリのベッドで寝ていました。
ただ実家ではせんべい布団みたいな布団で寝ていたので、ベッドで寝ていると落っこちてしまいそうで寝返りをうったりのびのびと眠れませんでした。またマットレスも体に合わなかったのか、起きるといつも背中が痛くなっていました。
そこで社会人になってからはセミダブルサイズのコアラマットレスに変え、ベッドフレームの代わりに低めのすのこを使うようにしてみました。
サイズを広くすることでのびのび寝返りを打てるようになり、低めのすのこなので軋むこともなく、布団で寝ているような感覚にすることができました。
また、最近では一年中快適に過ごせるといわれているリネン素材のシーツに変えてみました。特に夏場は触り心地がサラサラで気持ちよく眠れたので、シーツを変えてみるだけでもいいかもしれませんね。リネンは使うほど柔らかくなじむようになるため、ベッドに入るのが楽しみになりました。
寝具の買い替えはかなりお金がかかりますが、自分の心身の健康のことを考えると必要な出費なのではと思っています。
寝ることについて研究してみる
質のいい睡眠をとるためのアドバイスが書かれている本や記事をよく見かけますが、自分で実践して研究してみるのも良いと思います。
私はハウスダストとダニのアレルギーがあるため、なるべくシーツやパジャマを短いスパンで洗うようにしてみたり、昨日空気清浄機をようやく買いまして、その効果はいかに!と試してみたりしています。
ちなみに今のところの私の睡眠のコツは以下の通りです。
- 長ズボンを履いて寝る
- 湯船に浸かっておく
- 枕は低いものor使わない
- 夏はカーテンを閉めておく(日の出が早くて起きてしまうため)
これはあくまで私に合った睡眠法なので、ご参考までに…。
時間がたくさんあるからこそ、自分の睡眠法を見出してみるのはとても楽しいと思いますよ。
悩みは放棄する
悩み始めて眠れなくなったとき、私はよく「考えないようにしなければ」と焦っていました。でも「考えちゃだめだ」と思えば思うほど、どんどん意識してしまって結局悩んでしまうんですよね。
そんな私が出会ったのが、イナさんという方のインスタの投稿で見つけた「考えないように…と頑張らないで”ポーンッ”と放棄するイメージをする」という考え方。
「生きている意味って何だろう」、「私ってこのままでいいのかなあ…」といった悩みは、いくら悩んでも解決するものではありません。かといって、メンタルが落ちているときに悩むのをやめるのは至難の業です。
だから、ある程度悩んでも意味がないことだとわかったら、「悩むこと=面倒くさい」と考えて悩むのを後回しにしてしまおうというのです。
確かに悩むのはとても疲れるし、気持ちも落ち込むし、その割に過ぎてみたら全然なんとかなってしまったなんてことが大半。悩むのが面倒と思えるようになると、「とりあえずワンピースでも見るか~」とか「とりあえずお腹空いたから何か食べるか~」と、悩むことを諦められるようになりました。
最初はうまく悩みを切り離せないかもしれませんが、面倒くさがりならこの考え方はぴったりだと思います。
「睡眠」は毎日続けられる趣味
これまで「寝ること」が苦手だった私にとって、寝てしまって時間をつぶしてしまったときは絶望でした。そして寝てしまった分を取り返そうと、寝る間を惜しんで何かしようと焦ってしまっていました。
しかし不眠症になり、睡眠が自分の体やメンタルにどれほど結びつきがあるか理解してからは、眠れたことに対して喜べるようになりました。
仕事もなく、お金もあまりない私にとって、睡眠はお金がかからず、仕事の心配もしなくていい最高の趣味です。
休職中だったりお仕事をやめて「何かしなきゃ!」と思っている方。ぜひ「睡眠」から始めてみませんか。